| ※注:行った当時の情報です。現状とは内容が違うかもしれませんので、ご注意ください。 行きつけの美容院に置いてあった雑誌東京カレンダーの特集で、「東京カレンダーアワード」と言う読者が選ぶ最高のレストランと言うのがありました。そこに出ていたのが、本日行った ichiRyu と言うフレンチのお店。隠れた名店と言う言葉が似合うとの事なので、いつかは行きたいと思っていたのを、誕生日のお祝いに連れてきてもらいました。お店は、12席しかないと言う事なので、事前予約して向かいます。きっと、こう言う雑誌やTVに出られていると、普通には入れないだろうなとは思っていましたので(笑) お店は、駅から少し離れた路地裏にあり、本当に隠れた名店の名がぴったりです。お店も、大きな看板は一切無いので、知らなければ普通に通り過ぎてしまいそうな感じです。入口には、本日は予約で満席ですとの文字。やはり予約していて良かったです。お店に入ると、優しい笑顔でマダムが迎えてくれます。 名前を告げて、席に座る。すると、冷たいお絞りを持ってきてくれます。今日の暑さには、とっても嬉しい心配りです。
料理は、フレンチのコースが4種類と豊富で、8400円〜です。なので、今日は、初めてだったので、季節のショートコースを頂きます。前菜が2品と季節のスープ、メインが肉か魚で選べます。食後には、デザートとドリンクも付いているので、とてもお得なコースだと思います。そして、このお店が気になった最大の理由って言うのが、 「お箸で食べれるフレンチ」 って言う文字を見たからでした。これがとっても印象に残っております。シェフの金子氏が、気軽にフレンチを食べて頂く様にと、このスタイルにしているそうなのです。ナイフとフォークを使わないフレンチがどんなものか、とってもワクワクします。 最初に出されたのが、冷たい前菜。夏野菜のマリネと関サバをしめたものの間に揚げ茄子を挟んでいると言う、とっても凝ったつくりの前菜です。しかも周りの緑色のソースが綺麗です。これが実はソースと言うよりもスープで、スペインの冷たいスープであるガスパチョなんだそうです。普通は、ガスパチョは赤いトマトを使うのですが、今回は、あえて緑のトマトを使用したんだそうです。パンにつけて、綺麗に食べちゃったのは、言うまでもありません。
まずは、そのガスパチョを飲んでみると、これが物凄く美味しい!確かに、あえて緑のトマトにした意味がわかった気がします。青いからと言って、特に青臭くないし、トマトの若若とした味がとっても良い感じです。そして、野菜のマリネが、また絶妙なビネガーの加減で、これがとてつもなく美味しいのです。関サバも臭みが無くて、味がしっかりしていて美味しかった〜。 何か厨房から揚げている音が聞こえるな〜と思って次に来たのが、温かい前菜です。これは、シェフが持ってきてくれました。シェフは、料理を作っているだけでなく、時には、こうやって持ってきてくれたり、片付けたりとお客との距離がとっても近いのです。こう言うレストランって、あんまり無いんじゃないかな?(^^)温かい前菜は、粒貝や芝エビなどをコーンで作った薄いパイ生地で包んで揚げたものなんだそうです。そして周りのソースがレンズ豆とエビの頭からとった出汁で作ったソースなんだそうです。このソースは、豆が溶け込んでいるためねっとりしており、エビの濃厚な味とマッチしおります。パイ生地が薄いので、外側はパリパリです。その中から、たくさんの魚介が出てきます。どれも味がしっかりしており、美味しいです。とっても手の込んだ料理でした。
そして、驚きだったのが、季節のスープです。夏季限定らしいのですが、なんとモモの冷性スープです!一番上は、カプチーノのアートみたいに綺麗にデコレーションされていて、見た目にもとっても綺麗です。この上に乗っているのモモから出来ているのだそうです。なんでも、モモとレモン汁を加えるとこう言う風に赤っぽい色が付くのだとか!すごいですね〜。飲んでみると驚きです。モモだと言うので、やはりどこかデザートな感じをしていたのですが、全く予想を裏切られました。デザートほど甘くないし、だからと言って塩っぽくも無い、絶妙な感じの味です。これは、非常に美味しく次々と減っていっちゃいます。あぁ〜なくなっちゃう〜なんて思いながらも、その手を止めることが俺には出来ませんでした(笑)いや〜美味しかった! さて、メインです。メインは、シェフには面倒をかけてしまいますが、肉と魚と言う風に、奥様と別々のを頼みました。これが、大正解で、どっちもすごいんです!魚は、カレイと鯛の網焼きを野菜のラタトゥユのソースで頂く一品。牛は、米沢牛の網焼きとフォアグラのソテーにトリュフの濃厚なソースで頂きます。魚は、味の性質が違うものが二つ用意されているのですが、このソースがどちらをも美味しくしてくれるソースで、本当に美味いです。魚も網焼きされていてとてもこんがり焼けていて、その香りもとっても食欲を誘う美味しいお味でした。
お肉の方は、食べてビックリ!これもお肉の柔らかさはもちろん、この濃厚な黒トリュフのソースにも負けないお肉の味がとっても印象的でした。本当に美味い!次々とお肉を口に運んでいくのでした(笑)さらにフォアグラのソテーも柔らかくて美味しい。このフォアグラは、大根の煮込みの上に乗っているのですが、この大根の中にサプライズが!なんとうずらの卵が半熟状態になって入っているのでした!これが、卵の味がマイルドになってかなりいい感じでしたね(^^)もちろん、フォアグラだけ食べても美味しいのですが、この大根さんと一緒に食べるとさらに美味しいのです。しかし、色々なソースを食べましたが、どのソースも本当に美味しい。バターたっぷり!って感じのイメージがフランス料理にはありますが、ここでは、そんな事は無く、和食が融合したフレンチのソースって感じでした。 デザートになるとドリンクが選べるので、コーヒーを頂きました。デザートは、また驚きの食材を使って楽しませてくれます。見た目は、ジェラートとババロアなのですが、ジェラートは、フレッシュバジルのジェラート、ババロアがトマトのババロアなんです!どっちも普通デザートにしますか?こう言う意外性がとっても新鮮で良いですね。しかも、絶対ハズレは無いと言うところがまたスゴイんです。フレッシュバジルのジェラートは、普通に売っていたらなかなか手が出せませんが、これが本当に美味しいのです。バジルの香りがとっても良く、甘さとピッタリなんですね。色味もとっても良いし、これはなかなかお勧めです。トマトのババロアは、トマトの酸っぱさは口には残らないのですが、その味わいと風味だけ残してデザート味に仕上げているのが、本当にすごいと思いました。下段のホワイトチョコのババロアの部分は、とっても濃厚で美味しかったです。コースが一貫して美味しく楽しめる感じでした。
フランス料理と言うと、ちょっと堅苦しく感じますが、このお店は、シェフとマダムが、確実にそう言う垣根をとっぱらってくれています。本当に、知り合いのお家のお呼ばれして、食事を楽しんでいるって感じになるのです。そう言った最高の時間を用意してくれる、このお店は、ちょっと人には教えたくないって感じの名店だと思います。いいお店に出会えました。ぜひ、何度も訪れたいと思えるお店です! ●iciRyu 港区麻布台3-4-8 VKビルB1F TEL:03-3560-2116 http://ichiryu-world.com/ ![]() back to home mail to: sekky_satoc@ybb.ne.jp |